るい

新・座頭市物語のるいのレビュー・感想・評価

新・座頭市物語(1963年製作の映画)
3.7

居合切りーっ!🕯🕯🕯3/26


出会い方が悪くても人は善い振る舞いができる
出会い方が良くても人は簡単に悪いやつになりさがる

今回のメインの登場人物は、関宿の勘兵衛の弟の島吉、市のかつての剣の先生伴野弥十郎、その妹弥生。

島吉は最初こそ兄の仇討ちって言って市の事追いかけ回してたけど、丁半の件はめっちゃいいやつやったやん。市がヤクザ辞めるから、てめぇの好きにしろよって言ってサイコロの目は島吉のだったのによー。ぉぃぉぃ泣いちまうよ🥺

伴野せんせは、浪人だし生活大変なんはわかるけどあれはないな。市の先生してた頃からあんな事しとったんか?妹を武士の嫁に行かせようとしてたし世間体とプライドは一丁前やったな。弥生ちゃんは色々可哀想になぁ。

いっちゃん、先生に居合を見せろって言われてローソク切り倒すシーン🕯ブラボーです。それ以外にも三味線引いて歌って、悪い奴らの所に押し入って金取り返してと見せ場が多し。そら、モテるわな。なんやかんや毎回色んな女性から求婚されとります。

しかし、相変わらず江戸時代は武士にとって生きにくい世の中よの。戦乱の世だったら活躍の場があるけど、仕える所が無くなってしまえば次の場所はなかなか見つからん。弥生ちゃん頑張って生きるんだよ。
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