延々と続く砂埃の舞う道の先に突然現れるおちゃめな魔女ヤスミン！て感じ！
自分にとってのそういう人に出会えることって、人生の中でもものすごく尊い瞬間だと思う。誰かを好きな気持ちって、生きててよかった、この人に出会うためにわたしは生まれたのだなと真正面から向き合うのは恥ずかしいくらい人のこころを素直にさせてくれる。
人を変えられるのはやっぱり人だ、って強く感じた。
人のこころが大きく動く瞬間ってすごく眩しいな、美しいな、とか言いつつ、ヤスミンが去った後のバグダッド・カフェと乾いた空気の感じがあまりにも、あまりにも哀愁に満ちていて好きだったから、このままヤスミンのことを思い続けて残されたみんなが寂しくカフェを去っていく様子とか観たかったな(わたしは悪趣味)。
コーリングユーと相まってずっと、子供の頃から知っていた心象風景のような、なんともいえない感傷に浸ったまましばらく帰って来れなくなるな〜
