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大脱走のyuiのネタバレレビュー・内容・結末

大脱走(1963年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

戦時中、ドイツナチスに捕虜として収容されていた各国の人たちが収容所から脱走を企てるストーリー。
実話をもとにしているというのが驚き!

何か犯罪を犯した囚人ではなく、軍人を含む人たちが理不尽に収容されている感じなので、脱走を応援したくなる雰囲気がある。
それに脱走のプロたち(場数、経験がすごい)が結託していて、トンネル掘りが得意な人、偽造が得意な人、敵にうまく取り入るのが得意な人など、それぞれの長所を掛け合わせて一つの大きなプランを遂行しているところに胸が熱くなる。

結局脱走する予定だったけど間に合わず留まった人、脱走したけど見つかって連れ戻された人、さらには惨いことに脱走した後見つかって撃ち殺された人など、やはりなかなか簡単には逃れられない。
苦労して協力しながら脱走する過程を見ているからこそ胸が痛くなった。

誰しもが自由を求めていた時代だったんだなと感じた。
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