このレビューはネタバレを含みます
正義のヒーローが怪獣を倒すまでのストーリーはよくあるけど、この映画はその倒れた怪獣(巨大な未知の生物の死骸)をどう処理するかというところにフルフォーカスしている。
その視点が面白そうでずっと見てみたいと思っていた。
時間が経つにつれて怪獣の死骸の様子や安全性のレベルが変わることで、「転」にあたるところはある。でも、ずっと政治家たちがどうするどうするとなっているところが続いていくのであまり変わり映えがしない。
そしてきっと見ていて1番苦しくなってしまう理由は、誰一人として登場人物で好きな人ができないから。主人公やヒロインの好感度と、見るからに嫌な役回りのやつの好感度がそう変わらない。
山田涼介の正体は、そういう映画じゃないからそんなわけないだろうなーと思って予想から外してたけど、やっぱりそうだった…!って感じだった。