映画大好きポンポさんのyuiのネタバレレビュー・内容・結末

映画大好きな人たちが集まって映画作りしていく話。
プロデューサーのポンポネット（ポンポさん）はタイトルにある通りだし、
自分にはこれしかないと思えるものが映画だけのジーン、
女優になる夢を追いかけ続けているナタリーなどなど、みんなの一つの作品に懸ける思いが強くて素敵。

素敵な俳優陣、素敵な脚本が揃うと、やっぱり素敵なカットばかりで全てを使いたくなってしまうけど、それでは時間が収まらない。そこで、何か大切なものをを選びたければそれ以外を切り捨てなければならないということに気付き、作っている映画に出てくる主人公と自分を重ね合わせながらじっくり向き合って切り捨てて切り捨てて映画を作り上げた素敵な監督ジーン。最後の怒涛の作業のシーンは圧巻だった。

初監督のジーンの、追加撮影をしたいという様々な方面に迷惑がかかる願いにもなんとか応え、迷惑がるどころか、作品を最大限によくするために追求したジーンのことを嬉しく思うポンポさんもよかった。