久しぶりの再鑑賞。The Great Escape:ジョン・スタージェス監督、スティーブ・マックイーン主演、1963年作品。
かなり久しぶりに観たけど楽しかった。スティーブ・マックイーン 、ジェームズ・ガーナー、チャールズ・ブロンソン 、ジェームズ・コバーン 、リチャード・アッテンボロー 、デヴィッド・マッカラム など豪華キャストの若い頃の映像を観ることが出来る。
特にリチャード・アッテンボローは俳優としては、ジュラシック・パークの博士のイメージ強く随分違ったムードだと思う。また監督としても好きな作品の多い人だけど、賢く真面目そうなイメージ以外には、掴みにくい感じのキャラという気がしている。
大脱走と言えばエルマー・バーンスタインの「大脱走のマーチ」をはじめとする音楽。個人的には学生時代にブラスバンドでTPでこの曲も演奏したことがあり思い出もある。この映画全編ブラバンのマーチが音楽の中心なので、そういう意味で馴染み易さや懐かしさを感じてしまう。戦争映画にマーチはピッタリで暗く成りがちな状況をひたすら前を向き颯爽としたムードにしている。
集団脱獄劇と言えば、近年では米ドラマのプリズンブレイクが代表的だけど、軍人と囚人では、戦場の仲間といつ裏切られるか分からない悪人同士のやり取りは違う。背景もまるで違い比べるところがないのかも知れない。やはりこちらは戦闘シーンのない戦争映画なのかなと思う。バイクに乗るスティーブ・マックイーンがカッコいい!!