いつだって優しく見守ってくれた。。
🇰🇷イ・ジャンヒャン監督作品。
2002年韓国・大鐘賞最優秀作品賞、脚本賞、企画賞を受賞し、韓国では400万人動員したそうです。リバイバル上映を観てきました。
山の中の小さな家。慎ましやかに暮らしている腰の曲がった小さなおばあちゃん。
都会(ソウル)に住む孫(ユ・スンホ)を預かる事になった、祖母(キム・ウルボン)とのドキュメンタリーの様な作品でした。
優しさでできてるかの様なおばあちゃんに幼い孫サンウは言いたい放題。
都会から来た事を少し自慢げに、知識をひけらかすところはいかにも子供。
無鉄砲で、気を遣えないところも無邪気な子供。
おばあちゃんのオンザマユゲの逆襲には笑ってしまいました。
ボロボロの朽ち果てそうな家でも、孫を気遣うおばあちゃんの大きな優しさと時間差で孫に芽生える優しい可愛い気持ちが美しかったです。
サンウがバスに乗る、別れのシーンは胸一杯。おばあちゃん目線、孫を見送る名残惜しい気持ちに観客もなりました。
全部包んでくれる、おばあちゃんの優しさが懐かしくもなりました。
小学生の頃、夏休みに毎年おばあちゃんちに行くのが楽しみだった事を思い出す、素敵な作品です。
きっと観た後、しばらく気持ちが優しくなれるんじゃないかと思います。