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ゲド戦記のギャスのレビュー・感想・評価

ゲド戦記(2006年製作の映画)
2.9
ブツ切りの物語のせいで、観る方の心情が全く乗れないし繋がらない。突然父を殺す衝撃の展開が、最後まで回収されないのも酷い。
菅原文太と田中裕子は素晴らしかったが、他は声優の力不足が感じられた。

壮大な物語に2時間で挑むのは無理がありすぎた。

光と闇、生と死、それぞれは別つものではないというメッセージを伝えようとしたのだろうが、丁寧な背景を描く時間がなく、言葉が上滑りで説得力に欠ける。
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