Rocky II：シルヴェスター・スタローン監督、脚本、主演、タリア・シャイア、バート・ヤング、カール・ウェザース出演、ビル・コンティ音楽、ビル・バトラー撮影、1979年作品。シリーズ第2弾。
アポロ・クリードとロッキー・バルボアのプロボクシング世界ヘビー級タイトルマッチは、チャンピオンのアポロが判定勝ちで辛うじて王座を死守したが、世間は無名の挑戦者ロッキーの健闘を称えた。そんな中「前回の試合はドローだ」「負けたのはチャンピオンだ」との世間の声に、無敵の王者のプライドを回復しようと執念を燃やすアポロは、ロッキーとの再戦をバッシングも同然の猛アピールで画策する。この行為に憤慨したミッキーと共に、ロッキーは再挑戦を決意し・・・・。
クリードの新作上映を機にシリーズ放送をしていたものを録画したので、観ていく事に・・・・。実は1作目以外をじっくり観た事がないので初見に近いかも知れない。
いきなり2作目から観応えたっぷりで良かった。冒頭に前作のラストシーンが観られるので掴みは充分だ。その後はロッキーとエイドリアンの不器用な恋物語を中心に人間ドラマを展開していく。ボクシングから離れたロッキーはあまり特技もなく、弱くてグズっぷり、ダメっぷりを暴露していく流れが妙に哀愁漂う。この辺の不器用な男っぽさがスパイスになっていて、ロッキー・バルボアの魅力が増したと思う。
ラストの試合をエイドリアンがテレビ越しの観戦になるのが惜しい気がしたが、全体的にはドラマ中心のけっこう好きな作品だった。シリーズが楽しみになって来た(笑)続きを観たいと思う。
