ピッツア橋本

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

4.3
"拳は銃よりも美しい"

Filmarksには100分と記載されてるけど、実際は134分です。

中国に鉄砲や色んな異国文化が入ってくる時代、特にアメリカとの貿易が始まるあたりを舞台にした歴史大作カンフーアクション映画。

この主人公ウォンも実在したらしく、彼の武勇伝や伝説をモチーフにして作られている模様。

でももちろんジェットリー主演、ユンピョウ助演という事もあって迫力満点、アクロバティックなカンフーショーが堪能できる。

ジェットリーがより武闘派で、ユンピョウはアクロバティックな動きの棲み分けが出来ていて、楽しい。

ストーリーのテイストもファンキーよりはシリアス寄り。
京劇とか、山賊的カンフーギャングなどいかにも中国らしい要素盛り沢山な中、ガイジン向けの洋館や武装船なども登場し、面白い美術コントラストが味わえる。荘厳。
ロケーションのバリエーションがかなり有ると思う。
故にバトルフィールドが多様で豪華。心地良い目まぐるしさがある。

これはシリーズ化されまくるよ!と納得の行く無印第一作。
ピッツア橋本

ピッツア橋本