ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明の作品情報・感想・評価

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」に投稿された感想・評価

カンフー映画 = ジャッキー

そんな少年時代の私の概念をぶち壊してくれた映画!

実在した医師でもあり武術家の黄飛鴻を主人公とした映画。
ジャッキーで言えば酔拳の人ですね(^^)ジャッキー版ではヤンチャな感じで描かれていましたが、今作はまさに高潔!

主演はリー・リンチェイ。そうジェット・リーです!中国全国武術大会で5年連続個人総合優勝した傑物です。そしてその看板通りとてつもない体術を見せてくれます!

無双ぶりはジャッキーの比じゃありません!特に足技半端ない!そして体幹がしっかりしている姿勢!佇まいからして負ける気しないですね(^^)
アクションだけで観る価値ありですよ!

ユン・ピョウ、ジャッキー・チュン、ロザマンド・クワンなど脇を固めるキャストもいいでしね。イーさん可愛い(≧∀≦)

主題歌はシリーズ観た後は必ず耳に残りますよ!

このレビューはネタバレを含みます

 有名なテーマ曲と共に何十人もの人たちが「ハッ! ハッ!」とトレーニングしている冒頭を見るだけでテンションあがります。
 そして、主演のリー・リーンチェイの動きのスピードっぷりたらないです。足がどんだけ高いところまで上がるんだってくらい上がってます。そして、リー・リンチェイと競演するユン・ピョウというこの2人が同じ画面に並んでるだけでも見る価値のあった映画だと思いました。

 いくつものアクションシークエンスが構成されていて、そのどれもが迫力とんでもないことになっていて素晴らしかったです。

 けれどもこの手のアクション映画で130分もあって、チト長すぎだと思いました。特に序盤は登場人物たちの目的がはっきりせずにただごちゃごちゃしている感じでした。欧米列強に侵略された清国を憂う主人公。アメリカ人だったり役人だったりアメリカへ中国人を奴隷として売り飛ばそうとする地元ヤクザだったりがカタキ役として登場します。
 いちばんいただけなかったのは、主人公が能動的に解決しようとするのではなく。全部、受動的に対応するため。全部巻き込まれて仕方なく、という風にしか見えないのが痛いです。それに、途中でいきなり道場破りが現れて戦ったりしますが、本筋と全く関係ないのは一体何だったんでしょうか?
 2番手であるユン・ピョウの立ち位置も微妙で、クライマックスで今まで情けなかったのが逃げずに立ち向かう姿は感動的ですが。いかんせんそれまでが中途半端すぎなように思えました。

 とはいえ、クライマックスのアクションシーンはこれでもかというサービスいっぱいでお腹いっぱいでした。むしろお腹いっぱいすぎて、もうすこし短くてもよかったと思います。
 ストーリーは二の次に、目の前で動き回る香港の方々を見て盛り上がる映画で面白かったです。
小学生のとき以来です。久しぶりに拝見してジェット・リーのモノマネしてたことを思い出しましたが、この歳になるとユン・ピョウに心動かされます。本作のカンフーアクションで特筆すべきは、戦いに使える道具はすべて使うというところではないでしょうか。梯子、傘、錘、石灰、看板などなんでもござれです。アクションに緊張感が出て見応えたっぷりでした。ただ長いですね。これで90分くらいなら言うことなしです。
itch

itchの感想・評価

3.5
この頃のリンチェイの演じるウォン・フェイフォンは抜群にかっこいい!!
ただ色々な話を詰め込み過ぎてしまってるかと
話があっちへこっちへ登場人物が入り乱れて少し中弛みしてしまう
ドラマ3話分を1本にまとめた感じ
香港映画ならではのアクションはもちろん迫力あるが、本作品は、西洋文化に押されて戸惑う中国の姿が鮮明に描かれている感じです。やっぱり拳銃にはかなわない。。。
depon

deponの感想・評価

4.0
リンチェイに恋したきっかけ作品!
リンチェイのやる役ってたいがい
カンフー強いが女にゃ弱いのデフォルトを植え付けられた。
カンフーは銃には勝てぬ~(。-ω-)


ツイ・ハーク監督 1991年製作
主演リー・リンチェイ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日、8月19日は僕の大好きな武闘家、黄飛鴻(ウォン・フェイフォン)師父の誕生日です( •̀ω•́ )و✧
なので、師父の作品をレビューしなければなりません!


【黄飛鴻とは】

黄飛鴻は1847年8月19日に広東省で生まれました。父親は黄麒英(ウォン・ケイイン)といい、広東十傑と称された武術家でした。「酔拳」には、その父親も出てきましたよね。
黄飛鴻は洪家拳の使い手として知られ、13歳で道場主レベルだったと言うから驚きです( ˘ ˘ )ウンウン
特に得意だったのは虎鶴双形拳だそうですが、他にも色んな体術を会得していたそうですよ。


16歳の時に父が亡くなり、父親が経営していた薬局兼道場の宝芝林を継ぎます。なので、「酔拳」は亡くなる前、「ワンチャイ」シリーズは父の死後を描いた作品となりますね。ただ、ワンチャイⅢにはお父さんも出てくるんだけどな( ¯−¯ )フッ


作品に出てくる弟子たちも実在の人物らしく、肉屋のエイで出てくる太っちょは林世栄(ラム・サイウィン)といい、ウォン・フェイフォンの右腕と称された人。その彼の孫弟子がラウ・カーリョンさん。以前「セブン・ソード」のレビューした時に詳しく書きましたが、伝統的な洪家拳の使い手で、大好きでした( ˘ ˘ )ウンウン



ウォン・フェイフォンって、中華圏では、最も作品に取り扱われている人ですので、作品数は沢山あるんですよ~。その数、なんと100本を超えてるんですって!\( ゚д゚)/!!
その全部どころか、僕も両手くらいしか観てないと思うんですが、それでも、ウォン・フェイフォンと言えば、ジャッキーの「酔拳」かリー・リンチェイの「ワンチャイ」シリーズになると思うんです。

なので、今回はリー・リンチェイの作品を選びました。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地黎明」\(^o^)/



ジャッキーのウォン・フェイフォンは酔拳の使い手として登場しますが、ご存知のようなコメディ・カンフーですよね。でも、リー・リンチェイは正統派で、十字拳と無影脚の使い手で、また、本当に高潔な人物として描かれています。普通ならあまりにも強くて面白みが無くなるところですが、リー・リンチェイの技が凄すぎて、その美技を見るのが快感になるほどです。
リー・リンチェイって、体技が素晴らしいですが、僕は特に姿勢と足さばきが好きなんです。本当に美しい!


さて、今作はリー・リンチェイと共にユン・ピョウがとても良い活躍をしますね!
彼が演じる梁寛(ヤン・フー)もやはり実在の人物。悩みながらも義侠心に熱い良い男でした!
次作からユン・ピョウでは無くなるのが残念。


あと、やっぱりロザムンド・クワンが大好きでした~\(^o^)/ヤッパリネ、(・ω<) テヘペロ
ツイ・ハーク×リーリンチェイの名作シリーズ第一作。ジャッキー・チェンの『酔拳』でもお馴染みの漢族の英雄黄飛鴻の物語。日本でいえば幕末な感じでしょうか?愛と涙と屈辱と戦いの動乱の時代の青春物。リーリンチェイの黄飛鴻は、落ち着いて品格があり、その癖好きな人の前では少年のようでカッコいい〜!そして高度な殺陣を見事にこなす身体能力!見る価値有りです!怪我をしたリンチェイのダブルをした熊欣々をチェックすると次の作品につながりまーす。

何度見ても惚れ惚れします。まだ(色々)出来上がっていないリーリンチェイの黄飛鵬が初々しいです。動きも切れがあってお見事。それを引き立てるツイ・ハークのサービスぶりにお腹一杯。ロザムンド・クワンのコケティッシュな魅力はシリーズ随一。そりゃあ叔母さんでも好きになっちゃうよね、な小悪魔です。アクション、ラブコメ、師弟もの、歴史物、どう見ても面白く、ちょっぴり切ない在りし日の香港製造。
yasu

yasuの感想・評価

4.2
イン・チャイナシリーズ1作目
ジェット・リー主演

米軍、英軍、地元のごろつき…悪党は悪党としてしっかりと描かれていたので、次々と倒されていくのを見ると気持ちがいい笑。大立ち回りのアクションも見事で、ジェット・リーがやっぱりとにかくかっこいい!中でもイム師匠との対決はすごかった。

何気に『イップ・マン葉問』『〜継承』の刑事役だったケイト・チェンが出演してて、おお!とちょっと嬉しかった笑。
滝和也

滝和也の感想・評価

3.6
唸る無影脚!
飛べ!リー・リン・チェイ!

武術とは腕を磨くだけに
非ず。魂を磨くもの也!

「ワンス・アポン・ア・タイム
イン・チャイナ 天地黎明」

19世紀、欧米各国の租界が作られし、混迷の清朝末期を舞台にクンフーの達人、黄飛鴻(ホン・フェイファン)の活躍を描きます。

主演に後のジェット・リーことリー・リン・チェイ!正に全盛期のアクションを魅せてくれます。その速さ、キレともに正に師父ですね。どのシーンを見ても、流石、元少林拳の実際のチャンプですよ。アメリカ、沙河のヤクザ、憲兵隊を向こうに回し、その洗練された技の冴えを魅せてくれますのでクンフーファンは必見ですよ(^^) 終盤見せるライバルとの竹梯子を巧みに使ったアクション、対決は本当に素晴らしい。

更に!ユン・ピョウが共演。作品に華を添えま…と言いたい所なんですが、ラスト近くまで道化役なんです(T_T) 扱い違いません?素晴らしいアクションを分断に見せてくれるんですが…違う。確かに終盤美味しいですよ…でも違う。狂言回しの役なんで、マヌケと言うか、巻き込むんじゃない!って突っ込みたくなる…。確かにコメディできますが、ジャッキーやサモハンと並ぶ方ですよ。まぁ確かに落ちるけど…(T_T)格が合ってない気がする…。ライバル役の方が美味しい気がしています…。

で、コメディ色がチョイチョイ出てくるんですね、全体のストーリーも。だからという訳じゃないんですが、ホン師匠以外みんなマヌケなんですよ…。余りにも。弟子も彼女も、憲兵隊総督も。彼女に至ってはウザい…、イライラする!キレイなんだけど…。ストーリー展開がイライラさせて最後ドカン!と行くタイプなんで悪くはないけどラストもの足りないくらい、イライラする〜(T_T)混迷した時代、場所を描くので仕方ない気がしますが、ストーリーも混迷気味…。ある意味カオスですし…。

ただ、アクションとしては一級品には間違いなく、その分、ストーリーには目をつぶっちゃいます。端からコメディ色がこんなに強いと知ってたら気にならなかったかもしれないし。因みにコメディは余り得意ではありませんし…。

武術は所詮、銃には勝てないと言う台詞が出てきます。確かにそうでしょう。ですが、師匠が示してくれるように、そしてライバルが示した様に、武術は名声や腕を上げるためのものではなく、精錬された精神、魂を作るためのものなんです。その高潔なる精神を正に体現するこの役はリー・リン・チェイに相応しいあたり役だと思いますね(^^)

武道とは礼に始まり、礼に終わる。剣道で子供の頃、最初に教わった言葉です(^^)
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