WOWOW録画鑑賞
発掘良品
ヴィム・ベンダース監督
フランス・ドイツ作品
テキサスの砂漠を放浪していた男トラビス。その息子、妻との再会と別れを描いたロードムービーの傑作。
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞。
テキサス州の砂漠で倒れていた謎の男トラビス。数年前に失踪した兄とわかり弟ウォルトは彼を迎えに行く。自宅には妻アンと引き取ったトラビスの息子ハンターが待つロサンゼルスへ向け出発するが、途中何度も脱走を図る。
ウォルトはトラビスに失踪の理由や失踪中の行動を何度も尋ねるが、答えない・・・
トラビスや妻ジェーンの失踪理由が徐々に明らかになるが、
前半はトラビスとウォルトとの旅、弟宅に行ってからは息子ハンターとトラビスが徐々に打ち解けていく様、後半二人でジェーンを探しに旅する。
後半のトラビスとジェーンとの関係が破綻した理由が明らかになるシーンは胸が熱くなります。
ジェーン役のナスターシャ・キンスキーが美しい！
後半のトラビスとの再会シーンはのぞき部屋の鏡越しで客との会話だったのが、客がトラビスとわかった時の表情がいい！
息子ハンターを演じた子役のハンター・カーソン君もいい演技ですね。
当時、話題になった作品でしたが、タイトルが⁇で未見作品でした。テキサスのパリスって街があるんですね！
アメリカが舞台のフランス・ドイツ合作作品。
観ると映画の匂いが少し違うなって思いましたが、アメリカ作品でなかったんですね！
あとは、音楽はギタリストのライ・クーダーのギターが哀愁を誘います！
