大学生の頃、B級映画の自由度の高さに感銘を受け、好きな映画のジャンルを大幅に拡げてくれた個人的に思い入れのある作品。
もし店頭でこの作品を見かけたなら、とりあえず足を止めて、まずはパッケージ裏面を見て頂きたい。そこには、こんなキャッチコピーが載せられています。
”エルビスのメロディが鳴り響くマッドマックス的世界で
ジェット・リーばりの技と子連れ狼ばりの殺陣で暴れまくる
ギターを持った渡り鳥がいた!”
…これだけでゾクゾクした方なら、観なきゃ損だと思われます。
何度も何度も、観れば観るほど、あのワザとらしくクサい台詞や仕草、憎たらしいガキに不思議と愛着が湧いてくるし、主人公と子供の心の交流にも胸を打たれ、最後はギターバトルにシビれる筈です。
~story~
ソ連がアメリカを占領した1957年、残された最後の自由の砦「ロスト・ベガス」はキング・エルヴィスにより統治されていたが、キングはその40年後に逝ってしまう。
数多くのロックン・ローラーたちが新たなキングとなるべくベガスに向かう中「ホーローボディー・シックス・ストリング」1957年モデルのギターと刀を背負う、黒ぶち眼鏡のギタリスト、バディ(ジェフリー・ファルコン)もまた同じ目的で旅を続けていた。
彼は道中に偶然助けた子供(ジャスティン・マクガイア)と共にベガスに向かうことになるが、悪の化身・デスからそのギターを狙われることになるのだった。
…と、内容はこんな感じ。
途中、謎のスローモーションや理解に苦しむシーン、長ったらしくて眠たくなる箇所もあり、意味不明のキャラクター達に戸惑うことも多々あると思います。しかしこの手の作品は興味深い設定とそれなりの見せ場が一つ二つ、そして最後の盛り上げとまとめだけそれなりに仕上がっていれば良いんです。
最後まで見終われば、それだけで誰かに語りたくなるんですから。
レンタルブースに置いていない所も多いと思いますが、もし見つけた時は即レンタルをお勧めしたい隠れた名作です。
私は約10年前、中古販売店の店先でワゴンセールされていたDVDを見つけ、『π』のサントラと一緒に即買いしました♪