午前十時の映画祭にて。
きれっきれのトラヴォルタが肩を前後にゆらゆらさせながら歩く姿を見るためにこの作品を何度観たことか。
そしてついに劇場でその御姿を拝見することができたこと、こんなに嬉しいことはない。
ありがとう、午前十時の映画祭。
絶滅危惧種に指定されている、かつてのスクールカーストの支配者ロカビリー達の生態を観察する歴史的資料として毎回見てしまうのだけれど、
もちろん王道の青春ミュージカルとしても完成度が高いです。
"カッコよさ"と"ダサさ"の境界線上を全速力で綱渡りするトラヴォルタの勇姿、そんじょそこらのトム・クルーズにも負けてないよ。