西部で牧場をやっている婚約者のもとへ結婚すべく一人で駅馬車で行くジェニー。乗り合いの男性3人、そのうちの一人スレイトンは南部での裕福な暮らしが南北戦争ですべて無くなったといい、ジェニーに同じ南部のよしみで言い寄ってくる。途中の宿で、待ちきれなくなったジェニーの婚約者ベンがなんと出迎え、ジェニーは助かったと思いきや、スレイトンはギャング団だった。ベンは撃たれ、ジェニーはスレイトンに連れ去られるが・・
ベンとスレイトンと仲間割れしたジェス、妹をスレイトンに殺された先住民が、いかにしてジェニーを取り戻し、スレイトンをやっつけるか。
1時間25分の映画がなんだか2時間くらいに感じた。わりと平板な進み。最後になり、ジェニーとジェスの交換で、というところになって俄然緊張感が高まった。
南北戦争は南部の人間にとっていかに大きい痛手だったかを感じた。殺しはもうたくさんだ、と西部で牧場をやる、方やギャング団になる。また西部に行く、というのはとても大変なことだった、というのを感じた。
ロック・ハドソンは28歳。甘いマスク。
1953アメリカ
2023.7.7BSプレミアム