MCU第三弾。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観る為、MCUシリーズをすべて観ると決めてから…大丈夫です。ちゃんと観ています。なかなか、レビューが追い付かないのですが、観ています。
ということで、本題へ。
この作品は、“アベンジャーズ”へ繋がって行くという意味でも、“アイアンマン3”へ繋がって行く意味でも、重要な作品だと思って鑑賞しました。
たとえば、『ブラック・ウィドウ』だって本作からの登場です。
この作品を観ている時、昔聞いた話を思い出しました。
『日本は“サザエさん”、アメリカは“スーパーマン”なんですよ』
これは大学時代、経済学の講義で教授が話されていたことなんですが、所謂、イメージと理想の話だそうです(経済学でも、この様な話が関係あるのか!と当時はびっくりしたので、覚えています)。
どうしてこの話を思い出したのか、それはやはり、“アイアンマン”のヒーロー像からなのかなと思います。
だけど、スーパーマンとは少し違っているなと言うことにも気付きました。
それはきっと、ヒーローの概念自体が、もしくは理想自体が変わったり、多様化していると言うことなのかなとも思ったりしました。
言いたい事は、この話は単なる“アイアンマン”と“アベンジャーズ”を、“アイアンマン3”を結ぶ為だけの作品ではないのだと思うと言うことです。
アイアンマンが作中においても人々に与える影響が大きく変化している事も含め、トニー・スタークとアイアンマンの存在感を一段と示す作品です。
ストーリーももちろん面白いですが、“前作との比較”という観点だけでなく、様々な繋がりや背景について観て行くと面白いのではないかと感じました。
MCUって、面白いだけじゃないんだなとあらためて思います。
観て良かった。