KnightsofOdessa

愛と哀しみの果てのKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)
2.5
No.725[アフリカ版『ウエスタン』だが…?] 50点

アフリカを舞台としたウエスタンであり、地平線を広げたのは男だが地平線を固めたのは女であるというテーマとしても『ウエスタン』と似通っている。しかし、序盤の荒野を突き進む列車をサンダンス・キッドことレッドフォードが止めて荷物を積み込むという超絶面白い展開を超えることは出来ず、途中から子供を教育し始めるという量産型"アフリカの読み書きの出来ない遅れた子供たちカワイソス"欧米人の側面が出てきて、最終的に映画はロマンスに落ち着くので特筆すべき点はない。というかそっちが本質なんだと思う。『インドシナ』と双璧をなす一次大戦期の僻地の年代記として悪い印象は受けなかったんだが、政治的だった同作に比べると普通のロマンス映画以上のことは起こらない本作品は無難な作品にしか見えない。あと、同じような系列の映画として『名もなきアフリカの地で』を思い出した。

髪を洗われてるときのメリル・ストリープの上目遣いが死ぬほどエロかった。それよりフェリシティ役のスザンナ・ハミルトンの方がエロ可愛かった。全然出てこないけど。
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