とり

カタコンベのとりのネタバレレビュー・内容・結末

カタコンベ(2007年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

劇場で観たかったのに、あっという間に上映が終わってた作品。
後日いざ観てみるとなんだかそのあっという間の理由がわかったような気がします。
なんだか予想してた内容とぜんっぜん違ってガッカリしました。
もっとスーパーナチュラル傾向が強いと思ってたのに。
途中で、微妙な出来具合っぷりに気付いてしまってからは、見事に予想通りの展開。先が読めてしまうとはまさにこのこと!
最終的に夢オチだったらイヤだな~なんて思いながら観ました。
上映時間は90分程度と短めですが、これでもずいぶん尺を伸ばしてむりやり引っ張りました感がバーリバリ。
とにかくイラつくメンヘラなヒロインが叫びながら地下墓地を走りまくるだけ。
地下墓地の作りはなかなかのモンでした。まさか現場ロケじゃないよね?と心配になるほどに、どこの洞窟じゃ!って思うほどアレコレ楽しげな地形つき。
ダンジョン系のRPGゲームをやってるような感覚。でも面白くない、みたいな。
劇場で観なくてよかったとも劇場で観ればもう少しマシだったとも取れるかな。
冒頭のパーティシーンはしつこいくらいにフラッシュピカピカで癇に障ります。大画面で見てたら発作を起こしかねない。
そして真っ暗闇シーンもあるので、これは劇場で観たかった。字幕がしらけますが。
ふとサイレントヒルが観たくなりました。あの作品がいかに素晴らしかったかが痛いほど感じられる映画でした、カタコンベ。
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