やはりサム・ライミ版と比べてしまう。
あちらの方は一つの強いテーマ性を含んだ作品に仕上がっているが、こっちはどうだろう。あまりそういった描写がないようにも感じてしまうかも。ギークな主人公の大成物語って感じ。観ていてスカッとするので素敵です。
蜘蛛の糸を機械に頼る設定はより没入感があって良いと思います。確か原作でもその設定バージョンがあったような。
ただ、最も残念だなと思う所はガールフレンドの父からの言葉をなぜ曲げてしまうのか。近寄るななんて一言も言ってないのに。父親のせいにするな！と言いたくなってしまう。ラストにかけての一番いいシーンなのにかなりがっかりです。
それ以外は楽しんでみられました。ジョックに仕返ししたと思ったらかなりいい関係築けてるし、むしろフラッシュ良い奴じゃん！ってなる。キャラクターもそれぞれ素敵で、クレーンのシーンとかも熱くなりました。
この先どうなるかワクワクです。
