Carroll

猿の惑星:新世紀(ライジング)のCarrollのレビュー・感想・評価

4.1
3部作の中で1番好きかもです。何やかんやで前作から10年後。
海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた、、、しかし人類は死滅していなかった!!!

人類以外はちゃんと生きてます。前作で引き起こされた人災は新種のウイルスとなり、人類に猛威を奮っておりました。しかし抗体のある人もおり、しぶとく生き残った人類のコミュニティとシーザー率いる猿軍団の戦いの火蓋が切って落とされるのでした。




それぞれの猿たちの役割がより一層明確になっており、パワーのゴリラ、知恵のオラウータン、数のチンパンジーとなっております。
対する人間はクズばかり。
2つのグループが初対面した時から緊張の糸がぴんと張り詰め、一触即発状態が続きます。
アメリカ人ってとりあえず銃持つよね。今まで敵対勢力にあってるわけじゃないなら武器庫なんている?
そんな火薬庫を抱えながらエイプ達と交渉するもんだからエイプ人間信用できない。

中にはいい人間もいるけど、悪い人間の声大きい。エイプ人間と干渉したくないのに、人間エイプに近づいてくる。

シーザーVSコバのエイプ同士の戦いが切ない。シーザーの旧邸宅が時の流れやあの頃の純粋なシーザーを思い出させてくれて切ない。
そして無情にも第3作目へと突入するラストが切ない。

語彙力無くなって切ないです。
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