Carroll

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のCarrollのレビュー・感想・評価

4.1
映像が素晴らしいでした。
往年の名作猿の惑星をリブートした作品。
アルツハイマーの治療薬の開発に没頭する若き研究者。予期せぬ研究の成果として生まれた高度な知能をもつチンパンジー。彼らの出会いと別れ、そして始まる人類文明の崩壊を描いた作品でした。

幼いチンパンジーのシーザーが可愛い。そして切ない。こちら3部作となっておりますが、見終わってからまた1作目を見ると余計切ない。本人たちの意思とは無関係に無情にも引き離される2人の関係は恋愛映画みたい。
そして闇堕ちするシーザーはイケメン化して沼りそう。

いつだって争いを起こすのは人類。その不寛容さにフィクションと分かりながら辟易します。
そりゃあんなに理不尽な扱いされたら怒ります。頑張れシーザー!負けるなシーザー!うちなる怒りを胸に秘め、立ち向かえ!
と熱く応援したくなります。
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