Carroll

プリーストのCarrollのレビュー・感想・評価

プリースト(2011年製作の映画)
2.9
ヴァンパイアVS超人集団プリーストの戦いを描いた作品。
あらすじだけ見ると、中世的な世界が舞台なのかと思いきや!良いですよ!ディストピア風な世界! 
数千年に及ぶヴァンパイアとの戦いの末、人々は教会の庇護を求め、そして教会も絶大な権力を手にしているという背景。急に始まる素敵アニメーションであらすじを教えてくれる親切設計!良いんです!

ですが、何だかもったいない感が満載なんです。中途半端に興味をそそるプリーストの武器や、アクションの貧相さ、キャラクターのバックグラウンドの浅さ。人類と数千年に渡って争いを続けているはずのヴァンパイアに知性が見られないところも個人的惜しいポイント。

素材は良いけど、勿体ない映画ランキングがあるとすれば結構上位に食い込むのではないでしょうか!?
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