放送禁止の脚本や監督を務める長江氏が自身のコンテンツ「禁止会議」にて、「放送禁止 恐怖の隣人トラブル」の元ネタがローズマリーの赤ちゃんであると語っていたのもあってこの作品を観賞しました。
正直ホラーとして見ると弱い。
ただ、ミステリーとして見るとよく出来ていると思いました
本作品のネックは「近所に住んでいる住人は悪魔崇拝者かどうか?」にあると思います。中盤ある登場人物が悲しい結末になると同時に、もう一つの歯車が動き始める。
アナグラムやタニス草というきっかけは近所に住んでいる住人が悪魔崇拝者であると断定するには少し弱い。
婦人が妊娠してて精神的に不安定だから妄想に取り憑かれているとも解釈できる。
繰り返し登場する高価そうなペンダントは伏線かなと思ってはいたが、非常にフェアで自然に回収されていて唸った。
物語はついに真の姿を見せ、物語は急展開し始める。
そして衝撃的なラストを迎える。
先述した恐怖の隣人トラブルと比較して見ると、より楽しめる作品だと思います。