『ジュラシック・ワールド』の連作をミッションで見始めて、最初のこの作品の内容をほぼ忘れているのに気づいて見直しました。
改めて見るといい映画です。
この作品からどういう紆余曲折を経て『ジュラシック・ワールド』が開園できたのか本当に謎なんですが、その辺は今は深堀しないで続きを見るまで待とうと思います。
最初に見た直後のレビューで、展開が読めすぎてつまらない、みたいなこと書いてますが、映画の講座で解説付きで見たのが災いしていたのかも。
安全なはずのツアーが諸般の事情でうまくいかず、恐竜から逃げる間にも、恐竜との触れ合いがあって、それが仮初の遺伝子操作で作られた存在であっても、失われた動物への純粋な愛も感じられて、今思えば牧歌的で良かったなあ。
最初から見ていれば、好きな人は恐竜についてかなり学ぶことができるというのも発見でした。
あの時代の恐竜の映像ってどう作っていたのでしょうね。
数学者はいらない、は撤回いたします。
以下は最初に書いた感想です。
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子供映画としては考え抜かれたいい映画だというのはわかるのですが、
丁寧に作りすぎていて展開が読めてしまいあまり面白くない。
それ以前に、遺伝子操作、とか、死滅した生物を生き返らせる、という発想自体に嫌悪感を持ってしまうたちなので、映画自体が面白くても、ふ~ん、としか思えませんでした。
『ラ・ワン』みたいにゲームでやればいいのにね。
あと、カオス理論の数学者氏を呼んだのは蛇足のように思いました。キャラがたっていたのは良かったけれど、別に数学者を呼ばなくても、生物学の知識だけでも遺伝子操作だけでは繁殖を防ぐのは難しい、ということは言えるはずで、物語が理屈っぽく作り物めいて感じられただけのように思います。別のタイプの生物学者を呼んだ方が話に深みが出たのでは?
(2014/4/16記)
⇧見てすぐ書いた感想のようです。
最初に見た当時は自分では絶対見ることを選択しない映画だったので、課題で見られていて良かった。