一口バウムクーヘン

ヒューゴの不思議な発明の一口バウムクーヘンのネタバレレビュー・内容・結末

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

昔見た記憶があったが、殆ど覚えていなかったので再視聴。

ファミリー向けファンタジー映画というパッケージがされているけど、全くそんなことはない苦笑

多分子供が見たら退屈なんじゃないかな。ファンタジー要素になるメインの自動人形も比較的早い段階で修理が終わってしまうし、その人形の背景も特にファンタジーなわけでもない。

スコセッシによる映画賛歌のための映画なんだけど、古典映画に対しての教養とか知識が無いので、個人的にはあまり楽しめなかった。

同じような映画賛歌の映画に『バビロン』があるけど、あれは豪華な俳優を起用してエンタメとしても成立させてたが、この映画はうーん。純粋なエンタメ映画として考えたら物足りない。

「戦争で現実を見過ぎだ兵士たちは、私の映画に退屈した」

このセリフの重みと、映画の歴史を語る上で戦争は改めて避けては通れないものだと感じた。