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お早ようのkarmapoliceのレビュー・感想・評価

お早よう(1959年製作の映画)
3.5
思わず、いやぁ下らねぇっ!と思うほどに他愛無いお話。全然盛り上がりがないし・・・・。しかしこの時代のテレビ1台の価値は現在とは違うのだろう。

今でも一応通じるユーモアがあるが吸引力は弱め。あとはやはり画が本当に計算されていて、家屋の並びやその向こうに観える景色だったり人々の服装や小物やちょっとしたポーズに至るまで行き渡っているのだと思う。さすが小津作品だと感心するばかり。その辺りに注目しているとあっと言う間の90分でラストはテレビを買ってもらえて良かったなと。まあいいか(笑)
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