ハヤト

エレファントのハヤトのネタバレレビュー・内容・結末

エレファント(2003年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます


変な映画をみた。

アメリカで実際に起きた発砲事件をもとにしたらしい。
斬新なカメラワークで、ゲームのバイオハザードを思い出す。

音楽も男の子が弾く「エリーゼのために」と「月光」が流れるだけ。
実はこの映画はほとんどアドリブで作られたらしい。
このピアノのシーンさえも。
しかし、後でインタビュー聞かないとわからないくらい、リアリティーがある。

切り取られた小さな時間がどんどん濃密になってって驚いた。

発砲事件が起こるってのは、決まってるけど、なんで起きたとかそういう説明は一切なし。
会話もアドリブだからその二人の関係の中で完結してるので、特に他の人とつながってるわけじゃない。だけど、ストーリーはそれとは無関係に進んでいく。時間だけが確実にその時に近づいていく。

そして突然事件は起こる。
ハヤト

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