このレビューはネタバレを含みます
変な映画をみた。
アメリカで実際に起きた発砲事件をもとにしたらしい。
斬新なカメラワークで、ゲームのバイオハザードを思い出す。
音楽も男の子が弾く「エリーゼのために」と「月光」が流れるだけ。
実はこの映画はほとんどアドリブで作られたらしい。
このピアノのシーンさえも。
しかし、後でインタビュー聞かないとわからないくらい、リアリティーがある。
切り取られた小さな時間がどんどん濃密になってって驚いた。
発砲事件が起こるってのは、決まってるけど、なんで起きたとかそういう説明は一切なし。
会話もアドリブだからその二人の関係の中で完結してるので、特に他の人とつながってるわけじゃない。だけど、ストーリーはそれとは無関係に進んでいく。時間だけが確実にその時に近づいていく。
そして突然事件は起こる。