数日間ふとした瞬間に考え込んでしまうような後を引く辛さを疑似体験した。
ミッキー・ローク演じる主人公が、どうしたら幸せになれたのか、答えが見つからなくて胸が苦しくなる。
マリサ・トメイ演じるストリッパーの色っぽさときたら！ボディダブルじゃないの！自前の身体であの妖艶な演技、凄い。表と裏の顔の演じ分けが素晴らしかった。
「クローサー」という映画でナタリー・ポートマン演じるストリッパーが子供っぽくて全然色気なくて、そのことをいつまでも根に持っている自分にしてみたら、トメイ姉さまの女性の体臭まで匂いたつような本物のオンナっぽさに目が釘付け。
この年のアカデミー賞の作品賞はスラムドッグ・ミリオネアだけど、自分ならこの作品だと思う。
作品賞ノミネートすらされてないって信じられない～。
