Arbuth

ディレクターズカット ブレードランナー 最終版のArbuthのレビュー・感想・評価

3.8
遂に観れた!舞台である2019年11月中にギリギリ観れて良かった。

冒頭から漂う「the・サイバーパンク」感。神秘的な夜の雨、煙、ネオン管。結構雰囲気が怖いから子供の頃に観てたらビビってたかも…。
導入が「AKIRA」っぽいし描かれてる街並みとか「攻殻機動隊」っぽい。
やっぱり日本のSFアニメ・漫画に影響を受けたり与えたりしあってるんだな。昔「オタク学入門」でそんなことが書いてあった気がする。

1シーン1シーンがやたら長くて、ちょっと間延びするというかテンポ悪く感じる。時代かな。昔の映画ってそういうのが多いかも。

ストーリーは最近観たドラマ「ウェストワールド」思い出した。
4年しか生きられないと知った上で危険な任務にばかり従事させられてたら、そりゃ反乱も起こすだろうなあ…感情があれば。レプリカントに同情する。
やっぱりこんなものを作るのは倫理的に良くない。現実の2019年には存在してなくてよかった。

でも柄が蛍光灯になってる傘はいいなー。これは現実の2019年にも欲しかった。

直後にファイナルカット版も観たら画質の違いにびっくり。やっぱり画質が良い方が見やすいですね。
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