衝撃の出会い「レザボア・ドッグス」
文句なしの傑作「パルプ・フィクション」
そして実は一番大好き「ジャッキー・ブラウン」
おれが勝手に思ってる初期タランティーノ三部作…
どの作品も何回も観てますが一番繰り返し観てるのがこれ…
一番地味な印象あると思うけど観れば観るほど味わい深いタランティーノらしい作品であると思います。
三つ上げます。
オープニングの素晴らしさ!
CA のパム・グリムの移動を横から撮ってる…最近あまり見なくなったタイプ…それはそれはお洒落でもう、1970年代の傑作を観てるみたいでワクワクします。
脇のデ・ニーロの素晴らしさ!
ムショ出たてでサミュエルの家に身を寄せる大物ワルなのだが、そのダメッぷりがもうたまりません。アクション映画史上最低(最高)のガンアクションを見せてくれます。
タランティーノはそれまでそんなシーンは映画に入れるべきではないと思われていたシチュエーションを取り込むことで、映画に革命を起こした監督だと思っています。
例えばレザボアのマドンナの話とかパルプのハンバーガーの話とか…
そしてこの映画でおれがすげぇと思ったシーン(会話)…
サミュエルは銃売買でのしあがった男なんだけど白人ブロンドの可愛い女の子を愛人にしてる…このコンプレックスだけでも強烈なんだけどこのブロンドの彼女がデ・ニーロにサミュエルの悪口を言う。
「彼は本を読んでるとき…」
映像でグラス片手に本を読んでるサミュエル…
「本を読んでるとき、唇が動くのよ!」
サミュエルの口が動いているカット…
つまり黙読も出来ない教養のない男だと悪口を言ってるんだけど…映画でこんなひどい悪口観たことなかったので強烈に印象に残りましたね💦
誰がこんな脚本を思い付くでしょうか?
やっぱりタランティーノは映画を変えた革命児だったと思います。
少し…ぼんやり大人の恋…
相変わらず渋い選曲…
タランティーノ映画には珍しい明確なクライムストーリー…😁💦