【タランティーノ監督では当たりの部類】
当たり外れの大きいタランティーノ監督の中ではあたりの部類に入ると思う。
パルプフィクションとまではいかないが、立場を様々にした個性豊かな群像劇。50万ドルが誰の手に?というあたりは、スナッチみたいな感じもあるね。
主人公のおばさん笑、ジャッキーブラウンは決して嘘をつかないのに周囲を巧みに誘導していく。ラストまで誰に寄ってるのか分からない演出。
パルプフィクションの時はイケイケだったサミュエルLジャクソンも、本作ではなんだか小物な武器商人。
ましてやロバートデニーロなんて衝動的なただの親父に。。
その辺の役者を他作品と対比しながら見ても面白いかと。
110番街交差点のラストシーンは最高。