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名探偵コナン 紺碧の棺のよーだ育休準備中のレビュー・感想・評価

名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)
3.0
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ー 見た目はあちゃん!頭脳はよーだ!


観光地《神海島》を訪れたコナンたち。海底遺跡から海賊の財宝が発見されたことで、観光客だけではなくトレジャーハンターたちも神海島へと集まっていた。ダイビングを楽しむ蘭と園子の目前で、トレジャーハンターがサメに襲撃される事件が発生。島に不穏な空気が漂い始める。


◆ 劇場版「名探偵コナン」第十一弾

南国風のバカンスムードが漂う劇場版作品。ぐるりと周りを海に囲まれた島で発生する事件であり、『水平線上の陰謀』や『銀翼の奇術師』同様クローズド・サークルの体でしたが、この島の中で展開する事件は比較的弱めでした。

序盤から(哀ちゃんが言及していた通り)子供だましの宝探しゲームを長々と見せられるため、トレジャーハンター達のパートでいよいよ不穏な空気を漂わせてきても緊張感に欠けるのです。コナンが事件の捜査に向かおうとしても、少年探偵団のお友達が足止めするため、事件を追うテンポも悪かった。

そもそも題材にされていた《海賊黄金期のアン・ボニーとメアリー・リード》はカリブ海を根城にしていた海賊たちですので、彼女たちの財宝が極東の島国から見つかる設定で半シラケ。蘭と園子の友情を表したのでしょうが、それよりもトレジャーハンターコンビのランサー・言峰組感が強すぎて。(ヒント:中の人)

イタチザメっぽいサメたちがワラワラやってくるサメ映画的展開は「おっ!?」となりましたが、画は『海底47m』っぽいのに、エアーで簡単にサメを避けちゃってるもんだからここでもコレジャナイ感が拭えませんでした。雑な血みどろサメ映画ばかり観てきていたので、キッズ向けサメ映画は物足りない。


◆ 助手じゃなくて相棒かな。
ー 調子のいい事言っちゃって。

今作では勿論良かった所もあります。

冒頭の佐藤・高木両刑事がルパン三世と峰不二子のマスクを被った強盗犯を追いかけるカーチェイスは迫力がありました。チキンレースまで始まって、掴みはバッチリだったと思います。

中盤も、今作から急に《哀ちゃんの嫁感》が強くなっているのが大変良いですね。キレ者なのにうっかり屋さんなコナン(新一)をサラッと上手にサポートする哀ちゃん。掛け合いも夫婦漫才のように小気味良い。やっぱり哀ちゃん推せるわ〜。

あと、神海島のダイビングショップにいたインストラクターのお姉さんが「バルシェ、肉買ったべか」のお姉さんとタメを張るレベルの美人さんでした。


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あちゃんとアニメを見よう企画 第二弾!

前作に続いて今作でも、CVだけじゃないキャラとして哀ちゃんの株が爆上がりしているよ!哀ちゃん様まじ推せる!