脚本がとてつもなく良い…。
飛び抜けて高いレベルの知識を蓄えてる人がバシバシと引用を交えながらマシンガンの様に話すのをぼうっと眺める快感、みたいなものも味わえるし、それらをズバッと捨てて自分自身の言葉を操るところもあってとても良かった。またベンアフレックらとつるむ時、彼女と話す時などシーンによって明らかに語彙が変わっていたりしてウィルの底知れない知能の高さみたいなものをこわいほど感じた。
ショーンとウィルの会話は国語の教科書を読んでいるかのごとく、静的な画面の中に力強い教訓が満ちている。
ベンアフレックとマットデイモンが脚本作っている段階から親友であった事とかアフレック兄弟がそのまま出演してる事とかが全て自然に映されてて、特に4人のシーンよやりとりなんかは彼らのプライベートをそのまま写してるんじゃないかって思わせるほど自然だった。
そしてその事が、最後の迎えに行くシーンの良さを高めてたな…。
最後にウィルが選んだ行動に対してショーンが優しくson of a bitchって呟く所が最高。