こぅ

歩道の三人女のこぅのレビュー・感想・評価

歩道の三人女(1932年製作の映画)
3.9
サクッと濃厚1時間、職人マーヴィン・ルロイ監督作品。

本作を初期にジャンル判定するならば、OPクレジットに始まり、間違いなく【サスペンス】では無いのだが、、

後半手前迄は、ラブコメ、或いはコメディ⁈ってノリの作風。

メアリー(ジョーン・ブロンデル)、ビビアン(アン・
ドヴォラック)、ルース(ベティ・デイヴィス)、
3人の女の子時代(1919年)〜成人時代(1932年)の13年間を当時の時事ニュース形式的に織り交ぜぜ、フィクション&ノンフィクションをテンポ良く作り上げた。

1930年、
【同じマッチで3人のタバコに火をつけると1人が死ぬ】というジンクスをモチーフにしたドラマ。
ま、実際、これはマッチ会社の 戦略 らしい、、

3人は、美容院で偶然10年振りの再会をする。
そして、ランチでマッチの呪い(ジンクス)を実行する、、

ビビアンは、弁護士と結婚して、3歳の可愛い息子がいて、何、不満無い生活の筈が、ないものねだりで、、

後半手前迄は、ラブコメかコメディ⁈ってノリの作風が、
ビビアンの魔がさした 道を外した行為 が元で、徐々に雲行きが怪しくなって、完全にサスペンスにシフト(落差激しい)で、誰もが眉間にシワ寄せ。

それは、、◯◯事件に発展する。
子供には全く罪は無いのに、、

キチガイ伏線〜
自業自得、身を持って、、の幕切れは突然で衝撃的だった‼︎


*若きボギーが、ギャングのハーヴ役で出演。
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