Shu

シン・シティのShuのレビュー・感想・評価

シン・シティ(2005年製作の映画)
2.5
超バイオレンスハードボイルド映画…か?
モノローグでセリフ言えばみんなハードボイルド?
ほぼモノクロだからまだ観れるがカラーだったら厳しい。
今までの映画の惨殺シーンの集大成で苦手な人にはかなり辛いかも。
ストーリーもほぼ無いに等しい。犯人もすぐに判明。
いったい何処をターゲットにしているのか不明。
ストーリーを追うよりも次は誰が殺されちゃうのかが気になってしまう。
しかしそんな映画でも観るべきところはあった。
ルドガー・ハウアーだ。しかもうれしいことに「ブレード・ランナー」で自分がタイレル博士を殺したのと同じ方法で自分が殺されていたのがニヤリとさせます。
イライジャ・ウッドもすごい!パンフ見てから驚いた。
「ロード・オブ・ザ・リング」でイライジャのファンになった人はかなり引いてしまうだろう。
ハリウッドの原田大二郎ことベニチオ・デル・トロもよくあんな役引き受けたなと思う。かなり笑わせてもらいましたが。
ミッキーロークの役はハルクにしか見えない。
クルマに何度もひかれても平気な奴が女に銃で殴られて気絶しちゃうお茶目さんなところも良かったです。
デヴォン・青木はキルビルの栗山千明にしか見えないしジェシカ・アルバはよかった!ダークエンジェルの子とはまったく印象が違いましたがナイスバディがたまりません。
そう考えるとキャスティングはよかったのかも(そうか?)
つまらなくは無かったが…疲れた。
焼肉を10人前くらい食わされた気分。
正直、期待が大きすぎたようです。
とにかくデートムービーはNG No.1は間違いない。

(過去鑑賞レビュー転載:2005年10月04日)
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