周りに興味がないんじゃない。
憧れがあって、理想がある。
届かないことだって、知ってるし。
〜〜〜
13才ぐらいの少女が抱く、
どこにもいけない退屈や焦燥感、
外への憧れや無茶が、
痛々しくもまぶしかったりします。
そんな作品です。
『エンフォマニアック』を見ている最中に、瑞々しいシャルロットをお目にかかって、
あぁ、でも、ふてくされた顔は変わらないなぁと微笑ましく思いました。
それでいて、笑顔はおちゃめ。
年上の男の人といる時、
家族といる時、
年下の病気の子と遊ぶ時、
憧れの天才ピアニスト・クララといる時、
そのときどきで、
シャルロットの表情や性格も
コロコロ変わります。
その不安定さ、
でも芯にある力強さ(立ち直りが早い)が、
思春期・女性特有に思えて、
魅かれますね。