エイデン

13日の金曜日PART3のエイデンのネタバレレビュー・内容・結末

13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

“クリスタル湖”のキャンプ場で、8人の若者が殺害されるという凄惨な事件が発生
唯一の生き残りであるジニーは精神的ショックを受けて病院へ搬送されるが、犯人は見つからないままとなっていた
その翌日 近くに住む商店の店主ハロルドと、その妻エドナが何者かに殺害される
更に翌日 クリスタル湖近くにある別のキャンプ場“ヒギンズ・ヘイヴン”へ、7人の若者達が向かっていた
先にキャンプ場へ行っているリックの恋人クリス
アンディとデビーのカップル
自分に自信のないシェリー
シェリーと恋人になれと勧められているベラ
マリファナに夢中のチャックとチリーのカップル
一行は途中 パトカーが商店で遺体を運び出しているのを見かけるが、あの事件のことは知る由もない
更に道端で寝ていた老人を介抱すると、何故か目玉のようなものを握り締めており、「今来た道を戻れ」と警告されるが、一行は驚いて逃げ出すのだった
気味の悪いものを見かけながらもキャンプ場に着いた一行はリックと合流
クリスはしばし距離を置いていたリックとの再会に喜ぶが、近くの納屋で見知らぬ誰かがいるのを見かけるなど、どこか嫌な予感が拭えずにいた
そしてその予感は最悪の形で的中することとなる



『13日の金曜日』シリーズ3作目

ジェイソン復活!
そしてホッケーマスク姿が初登場した作品となっている
まだ反撃受けて呻き声あげたり、走って追いかけてきたりマスクも外したりするけど、人智を超えた殺人鬼パワーを発揮する暴れっぷりなど、ジェイソンのジェイソンらしさが完成された作品でもある
ちなみにホッケーマスクは当初予定に無く、照明のチェック中に提案されたもの
絵柄はオリジナルだけど、マスクの型は実在のホッケーチーム デトロイト・レッドウィングスのものだったりする

ストーリーとしては序盤からジェイソンが犯人と示されてることがこれまでのシリーズと異なるところ
これまでの姿の見えない殺人鬼から一変したので、ジェイソンのキャラクター性が誇張されてインパクトある存在になっているとも言える
そのためかゴア描写も派手で映える
ついでにパラマウント初の3D映画として当時は公開されていたので、そういう意味でもインパクトが重視されたのかもしれない

展開上はそこまで変わりはないものの、これまでのファイナル・ガールより生存者側の反撃具合が凄まじいので、割といい勝負してて終盤の鬼ごっことか面白い
間違いなく今後のシリーズの方向性を決定づけた作品だし、ある意味ようやく皆がイメージする『13日の金曜日』っぽくなってきた作品だと思うので観ましょう
ちなみにちょっとだけゴジラも出てるぞ
エイデン

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