このレビューはネタバレを含みます
奇しくも12/15に鑑賞。
宗教色が強く、キリスト教にそこまで思い入れの少ない日本人が見てもピンとこないシーンが多々ある。
ただ、バベットの晩餐のシーンが凄く良い。パリ一流のシェフがもてなすフルコース。ただその真価を知っているのは、将軍のただ1人。他の登場人物はむしろ初めての料理を恐れ、味わうことを放棄する。それでも、あまりの美味に少しずつ料理に対する抵抗感が薄れていき、徐々に全員が料理を楽しむようになる。
『Pig』の料理するシーンはこの映画を参考にしたと言われても確かに…と納得できる。
ワインを飲みながら見たい映画。