ほり本こう大

ソナチネのほり本こう大のレビュー・感想・評価

ソナチネ(1993年製作の映画)
3.5
ヤクザの夏休みin沖縄を散々見せつけられてからのアウトレイジ原点的なバイオレンスアクション盛り盛りの大ギャップ作品。

カルト的人気を誇る本作ですが、個人的にはどうしてもアウトレイジが脳裏にこびりついてしまい…。
マシンガンの光などの、光の明滅で殺戮を描写するシーンももちろん味はあるが、「アウトレイジ3」のようなある意味本作のアンサーソング的な虐殺シーンの方が爽快感があってたまらない。
本作が"見せない"カタルシスであるならば、アウトレイジは"見せる"カタルシス。
やはり現代ヤクザ映画の火付け役となったアウトレイジの存在は、自分の中ではかなり大きいものとなっている。