フランス映画特有のザックリ感。ストーリーは単純で、手は込んでないただのクライムドラマなのに何故かカッコイイ。
アランドロン演じる元軍医に(さらば友よ)と言ったのは元兵士のチャールズブロンソン。決めゼリフのブロンソンの微笑みが憎い演出。有名な映画のワンシーンは、やはりそれなりに絵になるものが多い。
実は戦争帰りの主人公2人は最初友でも知り合いでもないのだが、金の匂いを嗅ぎつけブロンソンがアランドロンにつきまとう。
気が遠くなるような長時間の金庫破りと閉じ込められてしまった地下室から脱出する為、なんやかんやと喧嘩しながらも、2人は何かしら感じるものがあり友情が芽生えていく。
この粋な雰囲気が好きになれないと、つまらないで終わる可能性もある。イェーイ!で始まり、イェーイ!で終わる。変な映画😎