さらば友よの作品情報・感想・評価

「さらば友よ」に投稿された感想・評価

2021年1月19日DVDにて鑑賞

 初めてのブロンソン映画。意外と足が長くてスタイルが良いのにびっくりした。

 名作、と言えるかどうかは分からない。アクションシーンは一瞬で、比較的地味な内容のサスペンス映画だと思う。とはいえ、面白かった。

 警官とのコイン勝負に失敗してしまった時、まさしく痛恨の極み!というブロンソンの表情が素晴らしい。それまで飄々とした食えない男という印象だったのだが、あの表情を目にすることによって、彼の奥底にあるバランを救おうという熱い思いを垣間見たような気がした。

 

名作と言えるかどうか分からないと書いたが、やっぱりいい映画だと思う。月並みな感想だが、ラストシーンはやはり秀逸だ。バランの何も語らない目と、問いかけたい思いを必死で我慢しながら探っている警官の目線。バランがマッチをする美しい挙措。あと100回みたって味わい尽くすことはない。
みんと

みんとの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

いや~痺れた!
当時大流行したというのも納得。

どのシーン切り取っても、漂う男臭さというか渋さがたまらない。アランドロンの女性にクズなところも(笑)

会話することはもちろん、目を合わせることすらせず、タバコに火をつけることで、再度「さらば友よ」と互いに心の中でつぶやき、友情を確かめ合ったかのようなラスト。そして、そこで終わると思いきや、アランドロンが「イエー!」と雄たけびを上げる。(その顔がもはや狂気で、深夜に観ていたのでちょっと怖かった笑)
が、この一連は最高にイカしていて、強烈に記憶に残りそう。

男性はもちろん、男の友情ものが好きな女性にもお勧めできそうな作品だった。
舞台はマルセイユからスタート。マルセイユと聞くだけでワクワク感が増す、何時か訪れてみたい街のひとつです。ドロンとブロンソン、2人の出し抜きあいが幼稚で単純なのだが、それが男っぼく面白い。自分達でどんどん袋小路へと入っていくストーリーかと思いきや…。思わぬ展開へと進み始め、嵌められたドロン演じるバランと巻き込まれたブロンソン演じるプロップに男の友情が芽生える。刑事とのコインの賭けにラスト一枚が溢れ敗れたプロップだったが、意外なしぶとさを発揮。それに応えるかのように、謎解きをするバラン。刑事役の俳優は何と「フレンチ・コネクション2」でポパイを迎え入れるあの刑事!ラスト、煙草に火をつけ雄叫びを上げるシーンは痺れましたよ。これ名作です!
amin

aminの感想・評価

4.0
大好きな映画。生き方、たたずまい、この先もずっと憧れです。イェアァ!!!
G

Gの感想・評価

4.9
世紀のウルトラ大傑作!もう大好きです。

世界最強のイケメン、アラン・ドロン。男臭い風貌のマンダム俳優、チャールズ・ブロンソン。この2人が金庫に閉じ込められてしまい、何も起きないはずがなく。。。

この映画で有名なのが、ウィスキーをなみなみ注いだコップに、コインを一枚ずつ落としていくという賭け。ジョジョのダービー戦の元ネタです。

ドロンの銃をブロンソンが撫で回すシーンや壁に穴を掘るシーンが何のメタファーになっているかは語りませんが、男同士の渇いた友情を描き切ったブロマンス映画として最高峰だと思います。特に素晴らしいのが、ブロンソンの煙草にドロンが無言で火をつけるラストシーン。決して本人の口からは語られることのない2人の関係が仕草だけで克明に描かれ、ここに至るまでの115分が一気に昇華されるのだ。これぞマンダム。イェー!
かな

かなの感想・評価

3.0
アラン・ドロンかっこいい


お話はあまり覚えてない…
観てすぐにメモしないとダメですね
ターンテーブルで笑っちゃったのと
壁を掘るシーンはなんとなく覚えてる

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンのタバコに火をつけてあげてからの「イェー!」が超絶かっこいい!
男の友情?を描いた渋い映画。
アラン•ドロンかっこいいなあ、
チャールズ・ブロンソンも色気がある。
美女二人がグルと思わなかった😅
akrutm

akrutmの感想・評価

4.3
アルジェリア戦争から帰還した二人の男性の間に芽生える友情を、彼らが関わる犯罪を通じて描いた、ジャン・エルマン監督の犯罪映画。見知らぬ美人に頼まれて金庫破りに加担する医師バランを演じるアラン・ドロンと、バランに何かと絡んでくる帰還兵プロップを演じるチャールズ・ブロンソンという全く対照的な二人が共演することで生じる化学反応が強烈な印象を与える映画である。当時のフランス映画(特に、犯罪映画やノワール映画)やアラン・ドロン映画の雰囲気に一見するとそぐわない異質な存在であるチャールズ・ブロンソンを放り込んだのが、上手く機能したのであろう。ラストシーンは名シーン中の名シーンであろう。

本作と同じ大筋のアラン・ドロン映画としては『ボルサリーノ』が思い浮かぶが、本作はそれよりもかなりストーリーが荒っぽく、細かい点でいろいろと綻びがあるが、そんなことが全く欠点とならないくらいに、二人の演技、特にチャールズ・ブロンソンの存在感が際立っている。実は大した演技をしているわけではないのに、その佇まい、風貌、そして「イエー」だけで魅せてくれる。ただし、仏語の台詞は、アメリカ人監督でフランスに活躍の場を見出したジョン・ベリーによる吹き替えであるので、その点は彼自身の存在感ではないが。

本作以前のチャールズ・ブロンソンは名脇役というポジションであったが、本作を機にスターとしての地位を確立していく。日本人にとって忘れられない名CM「う〜ん、マンダム」(小学校入学前だったけれど、それでも何となく覚えている)に出演するのは、本作の2年後である。

また、アクシデンタルに金庫のある部屋に閉じ込められてしまう二人が上半身裸の汗だく姿で向き会うシーンをはじめとして、どことなく男色の匂いを漂わせた演出も特徴的である。ごっつい顔したブロンソンが男色家ってのも凄いが,だからこそインパクトは大きい。プロップがバランに何かと絡んでくるのも、表立っては儲け話の匂いを嗅ぎ取ろうとしているという意味づけができるが、男色だからというニュアンスも感じさせる。実際に、男色を暗示するようなシーンは他にも見られる。そして女性陣も。

女性の中では、若々しいブリジット・フォッセーがお人形さんみたいで、とてもかわいらしいのが印象的。5歳で出演した『禁じられた遊び』で子役として有名になるが、10歳のときに勉学に集中するために女優を止める。そして本作の前年に『Le Grand Meaulnes』の主演で復帰して、本作は復帰2作目である。前半は影が薄いが、そこは言わずもがな。後半では彼女も魅せてくれる。
2度目の鑑賞。アラン・ドロン×チャールズ・ブロンソン。両名優のカリスマ的魅力が光るサスペンス映画。兎にも角にもこのふたりの存在感が素晴らしすぎる。アラン・ドロンの正統派なイケメンぶりと渋い声、これぞ究極のイケボ。ブロンソンの漢気に満ちたカッコ良さと憎めない愛すべきキャラクター、イェ〜。優劣がつけられない程にふたりとも素晴らしいし、これぞスーパースターの共演という様な感じ。相性も抜群でこの掛け合いを観ているだけで十分に楽しめる。しかしそれだけではなく肝心のストーリーの方も面白い。先の展開が全く読めない上質のサスペンスに仕上がっている。ラストのタバコに火をつけるシーンは名シーン。漢の友情にウルっときた。ラストカットのアラン・ドロンの狂気的な表情も強烈に印象に残る。イェーーーー!!😬 音楽もゾクゾク感があってとても良かった。
アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソンが犯罪を通じて奇妙な友情を結ぶさまを演じたノワール。


戦争帰りの二人が金庫破りに挑むが、何者かの罠で、現金強盗と殺人の罪を着せられる。


男同士の「無口の会話」が交わされるダンディズムあふれるラスト。


ドロンの「Yeah!」の叫びが鮮烈
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