掛谷拓也

三つ数えろの掛谷拓也のレビュー・感想・評価

三つ数えろ(1946年製作の映画)
2.5
ハンフリー・ボガートは今ではどうしてこんな男が男の代名詞のように言われていたのか分かりづらい。まあ渋いのは渋いが。皮肉屋のところはニヤリとするが、とにかく早口でめっちゃ話しますね。ローレン・バコールは終始美しい。それだけでなく脇役にいたるまで登場する女優がみんなきれいだった。筋は込み入っているし、登場人物が多すぎて話が追えなかったよ。どんどん人が死ぬが意味がよくわからないままラストを迎えた。原作未読だが原作も筋が込み入っているという話なので手が出ない気がする。原題のThe Big Sleepは「死」を意味している。