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SUPER 8/スーパーエイトのえくすぷのレビュー・感想・評価

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)
3.3
子どもたちの自主映画制作を主軸に、親子・友情・恋愛という要素を絡めた展開
爆発・パニック・アクションありのSFです


普通の田舎町に怒るふしぎな事件から、異星人をそらへ帰すまでの物語。
視聴者に与えるメッセージが鮮烈な部分、想像にまかせる部分織り交ぜながら。
切ない恋愛もようにワクワクもさせられるようです。リーダーのおでぶの子がまたイイやつなんです。

ETのように異星人と友情を育む物語ではなく、少年の心の具現化である”凶暴な宇宙人”との対峙。
ほんと食われるギリギリの所で許されます。
主人公の心の痛みと、異星人の痛みが共有される瞬間、
帰還に必要なパーツは揃った。
主人公の痛みが共になり空へ昇華していく。
最後に母親のブローチを離すか離さないかのタイミング…いい演出でした。

全体的には、かつてのスピルバーグ映画の”雰囲気”がよく出ている作品。
ただし宇宙人との交流、心を通わせるストーリーがあれば尚それらしいものになったでしょう。

付け加えて「昼~夕方~深夜~明け方」の時間経過は「起承転結」を匂わせ、物語の展開をより印象付けているように思えました。
はやり映画は”夜”が映えます。