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眠狂四郎 勝負のmakoのレビュー・感想・評価

眠狂四郎 勝負(1964年製作の映画)
3.9
没後50年特別企画「市川雷蔵祭」で上映。初鑑賞。カラー。
市川雷蔵主演のシリーズ。全12作。本作は2作目。
映画化作品としては最も有名で、雷様の当たり役となったそうです。

あらすじ
正月の神社の境内で、狂四郎(市川雷蔵)は正義感の強い老武士(加藤嘉)と知り合う。居酒屋から出た老武士が刺客に襲われたことから、狂四郎は老人が勘定奉行の朝比奈伊織であることを知る。財政緊縮のため化粧料を廃止された将軍の息女・高姫(久保菜穂子)や豪商との黒い関係を粛清されそうな勢力が、伊織を亡き者にしようとしていたのだ。翌日から狂四郎は伊織の護衛を買って出るが・・・。

眠狂四郎の円月殺法が最強✨
勘定奉行の朝比奈を守りながら、自身を倒そうとする敵も討ち果たす。
狂四郎、カッコいい✨
そして勘定奉行の朝比奈様もいい。
民の事を思い、無駄を省くため高姫の化粧料を廃止する気骨がある。
そのせいで狙われるけど、意に介せず堂々している。

本作では格差社会や経済の危機も描かれていて、現代に通じていた。いつも時代も庶民の生活は厳しいな〜

眠狂四郎って、ハーフというのも初めて知った😲
転びバテレンと日本人の混血なんだって。だから髪が赤いのか。納得🤔

本作の雷様もカッコよかったです✨
そして朝比奈を演じた加藤嘉さん、当時51歳くらいだと思うけど、歳より上に見える😅 おじいちゃんにしか見えないよ。
でも存在感は抜群!流石です✨

面白かったです♪


1階席 1+α、2階席 1人
劇場鑑賞 #72
2020#133
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