ジャズ大名のとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

日本が産んだ音楽映画の大傑作。
ってか、私が生まれる前にこんな凄い熱量の音楽映画が世に放たれていたなんて本当に驚いた。

国に帰りたいだけだった奴隷４人組が色々あって、何故か日本に流れ着いてしまい、そこで新しいモノ好きな大名に保護されて、大名にジャズを教えて、藩の人々を巻き込んで一大セッションを巻き起こす話。
ストーリーなんてあって無いようなもので、とにかく最後のセッションシーンに尽きる。

階上で戦が行われていても、みんなでセッションしてるってのは、戦争があっても音楽は止まらんぞってことなのかな。
それに、タモリにチャルメラで登場させるのとかも、時代を超えても音楽は止まらんぞってことなのかなと思ったり。

メッセージ性もトリッキーな演出も尺も最高だった。