マルメラ

デーヴのマルメラのレビュー・感想・評価

デーヴ(1993年製作の映画)
3.5

意外と面白い!!
それなりに。。。

大統領が病気になり、大統領そっくりの男が大統領に成りすます。

いわゆる、成りすまし系の映画です。
まぁ、ワイルダー作品とかと比べるレベルではありませんが。

成りすましたからこその笑いが欲しかったところ。
この映画の主人公は善人すぎて、欲がない。
個性もあまり無い。THE 善人。
人間としての弱さだったり、特徴が何かしらあれば、それが笑いにもなるし、魅力にもなったのに。
余りにも良い人すぎて、感情移入できないです。

大統領に成りすますまでの一連の流れが、多少強引ではあります。

というのも、大統領補佐官ともう1人が替え玉を使おうというのは、納得できるんです。
副大統領が真っ当な人で。
このままだと副大統領が大統領に繰り上がってしまう!それは避けないと!
そして、自分が権力を裏で握りたい!
っていう、人間の欲が理由なんです。

しかし、主人公が大統領に成りすます理由が今一つ分からない。
説得はされるんですけど。
アメリカは病気で、病気の母親がいたら信号無視してでも助けるだろ?
それと同じことだよって言われましても笑
いやー、国家反逆罪に問われかねませんし。うーん。。。

まぁ、上手くまとまってるといえば、まとまってる。
SPとの最後の件は良いな!と思ったし、そこまで否定はしませんが。
なにかが、惜しいなとも思った。

コメント欄で細かく分析したものを掲載します。
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