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ノートルダムの鐘のnisuiのネタバレレビュー・内容・結末

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ノートルダム大聖堂に幽閉され鐘撞を仕事とするせむし男がジプシー女と出会ったことで運命が変わっていく話。
自分を縛り付けていたご主人様もいなくなりついに外の世界に飛び出しみんなにも受け入れられてめでたしめでたし…
なんだけど恋愛モノとしてはウオアアアアアアエスメラルダアアアアア!って感じでした。心の美しさを説いたところで醜ければ恋愛のフィールドにも立てないのかよって。
大聖堂に運び込まれたフィーバスとエスメラルダの流れるようなキスをカジモドが目撃するシーンはグロすぎて見てらんなかった。フロローもエスメラルダにはっきりと欲情してたし、エスメラルダはファム・ファタールだよ…。
フロローは数多のディズニーヴィランの中でもトップクラスに醜悪なキャラだと思うけど「君と食事する時間くらい作るさ」という台詞にカジモドへの歪んだ愛情を感じてしまった。
吹き替えは劇団四季による歌唱が素晴らしく大変感動したのですが、もし制作されたのが近年だったらちょっと歌えるタレントが起用されてたのかなと思うとゾッとする。
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