1928年のロサンゼルス。息子と映画の約束をしていたが仕事に出かける事となった。家に帰ると息子がおらず警察に電話する。5ヶ月後帰ってきた息子は息子ではなかった…。
クリスティン・コリンズ (アンジェリーナ・ジョリー)電話会社に勤めシングルマザーで仕事ができる女性。
グスタヴ・ブリーグレブ(ジョン・マルコヴィッチ)警察には期待できないと思っている牧師。
J.J.ジョーンズ(ジェフリー・ドノヴァン)クリスティンを嘘つき呼ばわりして精神病棟に入れたロサンゼルス市警察。
ウォルター(ガトリン・グリフィス)クリスティンの息子。
ウォルター(デヴォン・コンティ)クリスティンの息子として来た子。
ゴードン・ノースコット (ジェイソン・バトラー・ハーナー)サンフォードの叔父。
サンフォード・クラーク→不法滞在で捕まった少年。
レスター・ヤバラ(マイケル・ケリー)不法滞在で捕まえたサンフォードから思いもよらぬ事を聞いた刑事。
他出演者→ コルム・フィオール、 エイミー・ライア、ジェフ・ピアソン、デニス・オヘア。
登場キャラ→警察関係、医師、弁護士、教師、歯医者。
精神病棟→通称コード12→警察沙汰。
チェンジリング→取り替え子→ ヨーロッパの伝承で、人間の子どもがひそかに連れ去られたとき、その子のかわりに置き去りにされるフェアリー・エルフ・トロールなどの子のことを指す。時には連れ去られた子どものことも指す。
監督→クリントイーストウッド。
ゴードン・ノースコット事件→アメリカ合衆国で1920年代後半に発生した連続少年誘拐殺人事件をもとにした実話。
びっくりな恐ろしさです。自分の息子が少し成長した所で違う子供と間違うはずがない。なのに警察ときたら…。
割礼と言う言葉を知らなかったので調べてみたんですけど少しびっくりしてしまいました。
放浪者、身長、先生の名前、20人、拷問、養鶏場、マスコミ、性的虐待、裁判、処刑も印象的。
正しい人達が辛い思いをひたすらする、そんな理不尽な事が沢山起こり、見ていてイライラしてくる。警察が何の為に存在しているのかわからなくなりました。
処刑とか見たくないけど実際にあったゴードン・ノースコット事件の内容を読むと非常に残虐でおぞましく狂った人間で当然の結果だと思った。
見てて目を塞ぎたくなるシーンも多くて精神的にも苦しい。そして、とても切ない終わり方でもあった。それでも見て良かったと思った。こんな事が実際あったって事を知り、あってはいけないって気持ちになる事が大切なのかなと思いました。