こもり

第9地区のこもりのレビュー・感想・評価

第9地区(2009年製作の映画)
4.0
超国家機関MNUの職員ヴィカス(シャールト・コプリー)がせっせとお仕事(エイリアン居住区移転計画を強行)してたらうっかりエイリアンに"感染"しちゃうとこから始まるSFアクションin栄養失調で立ち往生したエイリアンのため1982年にエイリアン専用の居住区が設立されるも時間とともに居住区がスラム化し手のつけようのない状態になってしまい市民の間でエイリアンへの蔑視感情が定着しちゃった世界線の南アフリカ・ヨハネスブルク,2010年👽
・アパルトヘイト時代の強制移住政策を模して、法律や契約書を盾に一方的に住む場所を決め行動を制限するなどして経済的自立を阻止し社会的に排斥する人間の愚かさをふわっと伝えつつ、デルトロ監督作品みたいなオタク趣味(情緒深いエイリアンとの胸熱展開、宇宙人製のメカメカしい機械、豪快ロボアクション..)も感じられてエンタメとして面白かった
・宇宙船のウラ?底?地上から見える部分の無骨さが格好良い
・3年後のあの約束は果たされるのか気になる〜〜〜
・良質なSF映画はエンタメとして楽しめるだけではなく、現実に起きている/起こった様々な問題についてあらゆる先入観を捨て考えさせる力を持ってると改めて感じた
🥃 蛇ロバ犬鶏 蔑称"エビ" キャットフード エイリアンの遺伝子なしには使えない武器 リーダーオビサンジョ クリストファー 同物同治 ムティ(南アフリカの言葉でまじない、妖術) 嘔吐ぐろ