『走るのには理由はいらない』
(劇中)
第67回アカデミー賞、作品賞受賞作品。
映画好きと自負しながら、こんな超名作を見ていなかったです。
まだまだビギナー感。
もっと見るべきものは見ていこう。
印象的なセリフから、
「財産は少しでいい、あとは見栄のためだけ」。
人が幸せでいるためには、無限に富を生み続ける必要はない。
というか、お金ってそんなに「幸福であること」だけをちゃんと考えたらいらないはず。
お金の大切さはわかりますが、大切なのは、「何かを得ること」ではなくて、「ハッピーになること」だと思うので。
一番印象的というかは、冒頭に書いたもの。
何かをやるのに、こう小賢しい理由というのはかえって、その初期衝動や情熱を妨げてしまう。
作品通して純粋なフォレストを見ていると、余計なことを考えず、見返りを求めず走ることの大切さを感じます。
大人になるほど大切にしたいことですね。
後半フォレストが、自身の半生を振り返る場面。
人それぞれ、いいことも、悪いことももちろんある。
お世話になった先生に言われたことを思い出しました、
「人生いいこと、悪いこと、どっちも同じだけある」。
いいことも、悪いことも含め、いろんな経験をすることが人生であり、
そのどの瞬間も、きっとかけがえのない瞬間。
どう転ぶかはわかりませんが、日々を楽しんで、味わいつくしたいですね。
そんなことを思いました。